ごあいさつ
もともと非常に内向的な性格で、人の心の動きに興味があって
そんな簡単な動機で心理学を学べる大学に入学して
飲んで遊んで飲んでテキトーな大学生活を送っていた。
一般企業(超大手)の就職試験に落ち、第二志望にも落ち、
「あぁもうなんもしたくないから海外にでもいこうかなぁ~」なんて思っていた頃
好きな仕事できるのっていいかも?という軽い気持ちで
ちょっと好きだった心理学を極めようと大学院進学を決意(大学4年の夏の終わり)。
小手先で作った研究計画書、付け焼刃な勉強をして
臨床心理士第一種の某大学院を受験。
見事に不合格の三文字。「やっぱりねぇ~」って感じ。
でも、なんかね勉強は嫌いじゃなかったし、負けず嫌いなところもあって
本を一冊勉強してみて、研究計画書もらしいものができた。
冬の試験は、専門科目は手ごたえばっちり。
英語は哀れなほどできず。
でも、面接は自分の考えを言語化できたしRollはなぜかイイ感じにできた。
後々聞いた話だと、面接は満点だったみたいで、
私のような劣等生は、口で勝負!みたいなところがあるらしい。
晴れて、臨床心理士指定大学院に入学。
するも、大学院での学びの中で自分自身の課題と直面する日々。
そもそもノリで就活に失敗して進学しているような人間が
心理職として援助(なんておこがましい。クライエントから教えてもらえることの方が多かった)することの難しさを感じ、将来この仕事をやってもいいのか、いや、やっていけるのか…と思っていた。
修士論文も条件付き採択という始末。
とはいえ、今は学校でカウンセラーとして仕事をさせてもらって4年。
今でも自分の課題になっているのはアイデンティティの問題なんだろうなぁと感じている。
専門職に就くことで、空っぽな自分の置き場所をみつけたかったというところもあると思う。
でも、そんな人間に援助されるクライエントは悲劇だと思うし、
課題を乗り越える努力はし続けなくてはいけないと感じている。
ブログをはじめようと思ったのは、
そんなふわふわした自分自身の記録をしたいと思ったのと
臨床心理士という仕事に対して感じることを言語化したかったから。
チラシの裏にでも…といわれてしまいそうだけど、
ポツポツとつぶやいていきたい。